働くということ 「能力主義」を超えて
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能力に基づいて分配される資源は一見平等に見えて、両親および生まれ育つ環境に強く依存しており、文化資本によって左右されることは教育社会学が指摘する通り
能力向上は経済成長のために政府が打ち出したプロパガンダであり、教育というビジネスは成功者の生存バイアスに塗れた市場。選抜と配分は不可分ではない
「出来る」「出来ない」は固定的な能力ではなく、「今は出来る」「今は出来ない」という状態の話。能力の多寡が主従構造と取捨選択を生み出しているのは、果たして健全な姿なのか?
教育の目的は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として「真理と正義を愛し」「個人の価値をたつとび」「勤労と責任を重んじ」「自主的精神に充ちた」心身ともに健康な国民の育成を期すること。 教育基本法第一条